⇒ コンピュータ・情報科学

2010年01月17日

いちばんやさしいネットワークの本

本日は五十嵐順子さんの
いちばんやさしいネットワークの本
です。


本書は知人の五十嵐さんが
処女作を出版されたと聞いて購入しました。


実は、著者の五十嵐さんがこの本を書くことになった
と聞いて驚きました。

というのも、失礼ですが、お話をしている限りでは
技術系のバックボーンがあるように見えなかったからです。

実際、五十嵐さんは自分からも語るように、
根っからの文系人間です。


ですが、大学卒業後IT系の企業に就職し、
エンジニアとして仕事を始めました。

特に、技術系の話が理解できず、
当初は苦労も多かったとのことです。

そこで、歯を食いしばって頑張り、
勉強して、技術的な知識を身につけていくのです。


そんな、五十嵐さんは、技術解説書がわかりにくいのは、
「できる人の暗黙知」が書かれていないから
と言います。

つまり、解説書を書く人は根っからの専門家ですから、
初心者がつまづきやすいポイントを
前提として省略してしまう、ということです。

この本は、そんな五十嵐さんが、
自分でも悩み苦しんだネットワークの知識を
基本的なイメージから解説してくれます。


他の本で挫折した人にも、ぜひおすすめです。




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engineer_takafumi at 02:20|PermalinkComments(0)