⇒ その他の工学
2011年02月15日
世界に勝てる!日本発の科学技術
本日は志村 幸雄氏の
世界に勝てる!日本発の科学技術
です。
当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。
科学技術とひと言で呼ばれますが、
科学と技術の関係や境界はひと言では言い表せないものです。
一般的には、基礎的な科学研究が先行し、
その成果を技術として利用する、
というイメージがあるかもしれません。
しかし、今の科学技術の最先端では、
技術(モノ)が先行して、基礎科学が後からついていく
ということさえ起こっているのです。
この本では、そのような科学に密接に結びついた技術開発を
サイエンス型イノベーションと呼び、
その実例をいくつか紹介しています。
技術開発をマネジメントしている、
またはする可能性のある人は必読の一冊です。
文系の方でも、最先端の技術開発の現場が実際のところ
どうなっているのか知りたいという人にはお勧めです。
技術的には理解できなくとも、雰囲気はつかめることでしょう。
続きを読む
世界に勝てる!日本発の科学技術
です。
当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。
科学技術とひと言で呼ばれますが、
科学と技術の関係や境界はひと言では言い表せないものです。
一般的には、基礎的な科学研究が先行し、
その成果を技術として利用する、
というイメージがあるかもしれません。
しかし、今の科学技術の最先端では、
技術(モノ)が先行して、基礎科学が後からついていく
ということさえ起こっているのです。
この本では、そのような科学に密接に結びついた技術開発を
サイエンス型イノベーションと呼び、
その実例をいくつか紹介しています。
技術開発をマネジメントしている、
またはする可能性のある人は必読の一冊です。
文系の方でも、最先端の技術開発の現場が実際のところ
どうなっているのか知りたいという人にはお勧めです。
技術的には理解できなくとも、雰囲気はつかめることでしょう。
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engineer_takafumi at 01:20|Permalink│Comments(0)│
2010年06月29日
みんなが知りたい旅客機の疑問50
本日は秋本 俊二氏の
みんなが知りたい旅客機の疑問50
です。
本書は続編を読んで面白かったので、
前編も読んでみたいと思い購入しました。
ということで後編を先に読んでしまったのですが、
前編は飛行機のメカニズムに関してのテーマが多く
乗り物好きの私にとっては、とても楽しめる一冊でした。
特に夜の離着陸時に照明を落とす理由や
離着陸時の速度についての記述に興味を持ちました。
飛行機が好きな人や航空業界に入りたい思っている人には
特におすすめです。
続きを読む
みんなが知りたい旅客機の疑問50
です。
本書は続編を読んで面白かったので、
前編も読んでみたいと思い購入しました。
ということで後編を先に読んでしまったのですが、
前編は飛行機のメカニズムに関してのテーマが多く
乗り物好きの私にとっては、とても楽しめる一冊でした。
特に夜の離着陸時に照明を落とす理由や
離着陸時の速度についての記述に興味を持ちました。
飛行機が好きな人や航空業界に入りたい思っている人には
特におすすめです。
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engineer_takafumi at 23:44|Permalink│Comments(0)│
2010年06月07日
もっと知りたい旅客機の疑問50
本日は秋本 俊二氏の
もっと知りたい旅客機の疑問50
です。
本書は編集者の方から頂きました。
ソフトバンククリエイティブ様ありがとうございます。
飛行機は我々にとって身近な乗り物ですが、
地上や水上の乗り物と違って、
動作のイメージが沸きにくい上に、
裏舞台が語られることはほとんどありません。
そんな疑問を解決しようとするのがこの本です。
サイエンスアイシリーズなのですが、
内容は技術的な話題だけでなく
キャビンアテンダントや航空会社の話題にも触れられ、
機械が苦手な人でも十分楽しめる内容です。
私は、フライトレコーダーについて書かれた部分に
とくに興味を持ちました。
飛行機が好きな人、航空業界に興味がある人などは
楽しんで読むことができるでしょう。
なお、私はこの本続編から読むことになりましたが、
面白かったので、早速前編も注文しました。
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もっと知りたい旅客機の疑問50
です。
本書は編集者の方から頂きました。
ソフトバンククリエイティブ様ありがとうございます。
飛行機は我々にとって身近な乗り物ですが、
地上や水上の乗り物と違って、
動作のイメージが沸きにくい上に、
裏舞台が語られることはほとんどありません。
そんな疑問を解決しようとするのがこの本です。
サイエンスアイシリーズなのですが、
内容は技術的な話題だけでなく
キャビンアテンダントや航空会社の話題にも触れられ、
機械が苦手な人でも十分楽しめる内容です。
私は、フライトレコーダーについて書かれた部分に
とくに興味を持ちました。
飛行機が好きな人、航空業界に興味がある人などは
楽しんで読むことができるでしょう。
なお、私はこの本続編から読むことになりましたが、
面白かったので、早速前編も注文しました。
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engineer_takafumi at 01:12|Permalink│Comments(0)│
2010年03月23日
ロボットは涙を流すか
本日は石黒浩氏の
ロボットは涙を流すか
です。
当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。
最初手に取ったとき、ロボットは感情を持ちえるか
という話題に科学的にアプローチする本かと思ったのですが、
実際は、映画や哲学、つまり人間の観点から、
どこがロボットと人間の境界になり得るか
ということを議論する本でした。
よって、科学的な知識はほとんど必要とせず、
むしろ哲学に近い分類になるのではないでしょうか?
文系の人でも、気軽に手をとれる本です。
ロボットがどんどん高度化して、人間に近づくと、
人間の本質がより浮き彫りになっていく、
この考え方は非常に共感することができました。
厳しい話ですが、現代の社会では、
ロボットにでもできることをしている人は
どんどん価値が低下していくのです。
マトリックスなど、架空現実を扱った映画が好きな人は
特に楽しめる一冊だと思います。
続きを読む
ロボットは涙を流すか
です。
当面PHPサイエンス・ワールドは全てチェックしようと思い、
本書を購入しました。
最初手に取ったとき、ロボットは感情を持ちえるか
という話題に科学的にアプローチする本かと思ったのですが、
実際は、映画や哲学、つまり人間の観点から、
どこがロボットと人間の境界になり得るか
ということを議論する本でした。
よって、科学的な知識はほとんど必要とせず、
むしろ哲学に近い分類になるのではないでしょうか?
文系の人でも、気軽に手をとれる本です。
ロボットがどんどん高度化して、人間に近づくと、
人間の本質がより浮き彫りになっていく、
この考え方は非常に共感することができました。
厳しい話ですが、現代の社会では、
ロボットにでもできることをしている人は
どんどん価値が低下していくのです。
マトリックスなど、架空現実を扱った映画が好きな人は
特に楽しめる一冊だと思います。
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engineer_takafumi at 23:56|Permalink│Comments(0)│